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日本にいながらアメリカ法人を簡単に作れる「Stripe Atlas」を試してみた

アメリカのオンライン決済サービス、Stripeの新しいサービスが大きな話題を呼んだ。
それが、簡単にアメリカに法人を作ることができるStripe Atlasだ。

Stripe Atlasはスペインで行われたMobile World Congress 2016でStripe社CEOのPatrick Collison氏によって発表され、世界中でこのニュースが話題となった。

Mobile World Congress

Stripe Atlasは米国外の起業家が米国で簡単に起業し、拡大させていく為のサポートをするサービスだ。
オンラインのフォーム上に項目を入力するだけで、デラウェア法人を設立できる。
※デラウェア法人については記事下部に記載。

実は私たちもデラウェアでの法人登記を予定していた為、Atlasを使った法人登記は実際の体験を記事にしていきたい。

まず招待用の簡易のフォームに下記項目を入力する。
名前、メールアドレス、国、WebサイトのURL、事業の概要

atlasatlasのページより

登録すると「β版は順番で招待しているので少し待ってね」というメールが届く。
先着100ユーザーは無料、以降は$500かかるというが、世界中で話題になっており恐らく100では済まないユーザーの申込が入っているだろう。
また、同時にStripeのアカウント登録もされ、ポータルを使うことができる。

stripe

数日経っても本登録の連絡が無かった為、連絡してみると

「とても多くの企業から申込が来ていて順次対応中なんだ。もうちょっと待ってね。あともしサービスが固まっているなら、提携しているアクセラレーターに直接コンタクトしてみてね。」

こちらのURLを案内してくれた。

fund

よく知られているシードアクセラレーター(創業間もないスタートアップを支援するVC)として500 StartupsY Combinator、そして日本のEast Venturesらがパートナーとなっている。

Atlasで何ができるのか

Atlasがサポートするのは法人の設立だけではない。
まず、シリコンバレー銀行の銀行口座の開設も行ってくれる。
実はこのアメリカの口座開設がなかなか難しい為、かなり有り難い。
また、Stripeによる入金、送金などを利用でき、税務や法務の相談をOrrickPwCにすることも可能だ。

Atlasのページには、先行ユーザーとして教育系スタートアップ、Platziの声が紹介されている。

Atlasを使えば、シリコンバレーにいなくてもグローバルな会社を作ることができるんだ

Platzi: Learn technology with live classes and real-time interaction

デラウェア法人とは何か

そもそも「デラウェア法人」とは何か。
名前の通り、アメリカのデラウェア州に登記をした法人のことだ。
デラウェア州はアメリカ東海岸にあり、ニューヨーク州に近い位置にある。

実はこのデラウェア州、アメリカで二番目に小さい州にも関わらず、上場企業の多くが法人を設立しており、国際企業も多く拠点を置いている。
その理由として、デラウェア州の会社法が起業に適していること、また現地に事務所を構える必要がない、日本を含む海外でのビジネスをする分には税金がかからないなどのメリットがある。
その為、デラウェア法人を設立し、アメリカのVCから資金調達をしながら、拠点を日本におき事業を営むことも可能だ。
実際、日本のスタートアップの中でも実はデラウェアに法人を持っている企業は少なくない。

※当然デメリットや考慮すべき点もある。
濱田松本法律事務所の増島氏のブログ、Startup Innovatorsのグローバル起業戦略をご覧いただくと良いだろう。

実はこのデラウェア法人設立はAtlasを使わずとも、元々オンライン上でも行うことができる。
但し、簡易さや法務などのサポート、また提携しているシードアクセラレーターとの繋がりなどから、Atlasはグローバルスタートアップに適しているサービスと言えるだろう。

Fintech MediaもAtlasを使いながら、その使い勝手などを記事として配信していきたい。

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