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保険をコスパという観点で手軽にチェックできる「Hospa」

<保険の不安、ありませんか?>
何百年と歴史があるのに、未だにわかりにくい、金融商品。
高額な決断になることが多いのに、誰に相談していいのかわからない。

一方で、住宅ローンや生損保などは、多くの人が利用する。
お金の不安を取り除きたくて、とりあえず金融機関の窓口や営業員から勧められた商品を購入する…
そんな人が多いのではないか。

しかし、かかる費用は少なくはない。
日々の食費を切り詰める家庭もある中、恒常的にかかる費用は少しでも減らしたい、というのが本音ではないだろうか。
また、営業マンにしても、「あなただから…」と思って商品契約を決めても、その営業マンが辞めて別の人になってしまうことも少なくなく、そうなると誰に相談すればいいかも難しい。

安心はあきらめたくないけれど、そんなにお金はかけたくない…
そんな思いに応えてくれるサービス、「Hospa」がリリースされた。

<コスパという観点で複数の保険会社の商品から提案>
「Hospa」は、支払う保険料である「コスト」に対して、保険金や保障される内容を「パフォーマンス」として考えて、
コスパという観点で商品をチェックし、保険商品の検討をサポートしてくれるサービス。

保険の見直しや乗り換えを考えている人が、現在加入している保険証券や検討中の提案書を写真に撮ってHospaに送って待っているだけでいいのだ。コスト重視とパフォーマンス重視という2つの軸で見返し、それをファイナンシャル・ジャパンが扱う保険商品の中から、どんな商品があるのかをチェックして、数日以内にメールで教えてくれる。

窓口に行く手間や、営業と話して商品をセールスされる不安などもなく、スマホで簡単に相談ができる手軽さが魅力だ。営業の話を聞くべきかどうかはチェック結果で判断できる。

また、Hospaが提供するチェック後のフォローでは、経験や知識が豊富な営業マンを数人紹介してもらえる。
その中から、顧客が自由に担当を選ぶこともできる。
なかなか窓口では会えないレベルのプロフェッショナルからアドバイスをしてもらえる。
またHospaでは業界で長く働きそうな営業マンを厳選しており、もちろん、確実ではないが、担当者との長いお付き合いができる点も魅力だ。

Hospaを提供するファイナンシャル・ジャパンでは、なんと29社の保険会社(生命保険18社、損害保険11社)と連携している。
特定の企業からの提案ではなく、保険会社を横断的に見て商品を提案することができ、保険業界の長い百選練磨のプロがアフターケアを行ってくれる。複数の保険会社の商品を組み合わせた提案も可能だ。

これは、特定企業の営業による個別訪問、入れ替わりの激しい営業という環境の従来の保険業界では考えられなかった構造だと言っても過言ではない。

提供会社ではなくサービスの質で比べたい、お気に入りの営業マンにずっと担当してもらいたい…そんな顧客のニーズも叶える。

<保険業界出身の社長が抱く思い>
kosaka

世帯加入率89.2%(注1)というほど浸透している生命保険。
個人向け保険の新規契約(乗り換え含む)は年間1,988万件(注2)も発生しているという。

一方、保険業界は、一般的に離職率が高い業界として知られており、人材が安定していない。
Hospaを提供するファイナンシャル・ジャパン株式会社・創業者の小坂直之氏は、自身も外資系生保勤務を経て、その問題点をなんとか解決したいと思ったという。

保険というシステムは相互扶助の元に成り立っている仕組みであって単純にコストとリターンでは測れません。保険をかけたら得か損か、という議論は無意味。なぜ保険をかけるのか、というそこには人の感情があるんですね。大切な家族がいる。万が一自分が死んでしまったら経済的な損失をどうカバーするのか。それを解決できる手段の一つが生命保険であり、また自分が働けなくなった時に給与を補填してくれるのが保険であり、、、といったような。そういった人の思いを実現できる解決策の中でより優れた方法をよりスピーディーに、よりリーズナブルにプロフェッショナルが介在し提示できるのであればやらない理由はない。

合わせてテクノロジーの進化に伴いより良い情報伝達とは何かを模索したら今の形になったんですね。

Hospaを担当する新規事業開発室の鹿内孝政氏は、小坂氏から直々に声がかかり、1年ほど前に他業種から転身。自身も契約する保険の営業員が次々と変わり、相談をしたくてもなかなか来てもらえなかったという経験があるという。
そして、いま現在、Hospaのサービス企画・設計・開発・普及活動・顧客サポートとそのほとんどを一人でこなしている。

Shikauchi

業界の外にいた、自分にとって、保険がとにかくわかりにくかったんです。だからこそ、契約内容が自分にとってベストであるということを、担当の営業マンを信じることによって納得をいかせていました。
しかし、担当の営業マンがやめてしまって。。。その次の担当もやめてしまいました。
それ以降の担当は顔も知らないんです。

自分が特別なのかと思っていたら、そうじゃなくて、よくあることらしいんですよね。
だったら、それ変えていこうって。
担当者がやめてしまって、何を信じたらいいかわからない人に、よりロジカルに判断するための基準線や、新たに信じられる担当者を提供できたら、すごく幸せにできるんじゃないかと。
場合によっては資産を守れたりすることもありますし、家族に遺せるお金が増えるかもしれない。
Hospaというツールでたくさんの人を幸せにできたら嬉しいですね。

ファイナンシャル・ジャパンでは、「顧客にHospaのファンになってもらえる」ことを目指すという。
企業側の利益先行で構築されてきた金融業界であるが、顧客ファーストのサービスを提供していきたいと語る。
Hospaを使って保険見直しをした結果、浮いた費用があれば、さらに証券や投信といった分野で資産を増やしていくアドバイスをしていくことも計画中であるという。

また、営業員にしても新規開拓の労力を減らすことができるため、長く働くための環境づくりにもなる。
保険業界そのものが、顧客・営業双方にとって効率化されていく。

保険業界は非常に巨大な市場であるにも関わらず、金融は法的な制限が多く参入障壁が高い。
今後は経験豊富な営業の採用をさらに進め、提携保険会社も増やしていくという。

Hospaはもちろん、今後の動向に非常に期待が高まる企業だ。

注1 : 公益財団法人生命保険文化センター 「平成27年度生命保険に関する全国実態調査」より。3年に一度発行。

注2 : 一般社団法人生命保険協会 「2016年版 生命保険の動向」より

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