• インタビュー
    【マネーフォワード】瀧氏が構想するFintechが実現する未来とは
    2016年6月19日
  • ニュース
    知ってた?あの大企業もFintech参入を検討
    2016年6月15日
  • サービス紹介
    スマホで写真を送るだけ?注目のInsurtechスタートアップCover
    2016年6月12日
  • サービス紹介
    保険をコスパという観点で手軽にチェックできる「Hospa」
    2017年3月22日
テキサス生まれの身内支援型の融資サービス「Able」

AbleはAble Lending社による、スモールビジネスの為のローンサービスだ。
$25,000から$500,000までのローンについて、借りたい額の25%を友人や親族などの支援者から用意し、残りをAbleが用意する。
通常のローンとクローズド型レンディング(身内による融資)の組合せのようなイメージだろうか。
金利は8%からスタートし、平均で通常のローンより$31,000ほど安くなるという。

Able - Collaborative Small Business Lending

サービスの流れ

まずお金を集めたいスモールビジネスの経営者は、Able上の簡単なビジネス説明フォームに入力し、そこから詳細情報のリクエストメールが届く。
その内容を元にAbleが3営業日以内に審査を行う。

審査が問題なければ融資に入る。
まず経営者は3人から5人までの友人・家族・ファンなどの支援者から、集めたい金額の25%以上を集める。
Ableはこれらの資金をまとめて管理し、また残りの75%をAbleが融資する。
ableAbleより

支援者の利率は10%にも及ぶ

このビジネスにおいて、支援者のメリットはなんだろうか。
3点ある。

1つは10%にも及ぶ利率で大きな利息を受け取ることができるという点だ。
例えば支援者として$10,000を3年間、年利10%で融資した場合には$2,710もの利息を受け取ることができる。これは通常の資産運用よりもだいぶ良い利回りだ。

そして2つ目として、家族や友人、ファンが経営者を応援できるという点だ。
直接はお願いしづらい支援も、間にAbleが入ることで依頼しやすくなる。
支援者も全く知らない人に貸し出すのではなく、身内の応援の意味も込めて貸し出すことができる。

最後に、お金のやり取りをAbleが仲介するという点だ。
スモールビジネスにおいて身内でお金を貸し借りすることは多いが、その際に「お金の取り立て」で揉めるケースが多々ある。
Ableであればその仲介も行ってくれる為、こういったトラブルは発生しづらくなる。

 

昨年8月には600万ドル(8億円近く)の資金調達を行っているAble Lending
P2P型(直接誰かに融資を行う)ではあるが、友人や家族など実際の繋がりを活用し担保とするという、より信用性を高める工夫を凝らしている。
中小企業向け融資系Fintech企業がこれから多く出てくるだろうと言われる日本で、同じようなビジネスは生まれるのだろうか。

 

関連キーワード
サービス紹介, 融資の関連記事
  • 保険をコスパという観点で手軽にチェックできる「Hospa」
  • 割り勘もチャットbotにお任せ?Lydiaによるチャット送金
  • スマホで写真を送るだけ?注目のInsurtechスタートアップCover
  • 上場間近?!SNS決済の黒船、LINEのFintech
  • ロンドンのベンチャーキャピタル6選
  • 日本の禅から生まれた!?ビッグデータによる株式市場分析サービス「Kensho」
おすすめの記事