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上場間近?!SNS決済の黒船、LINEのFintech

上場に向かうLINE

複数メディアが、無料メッセージアプリを主軸に展開するLINEの上場を報じている。
東京証券取引所での上場が認可され、今年7月にも上場の見通しとのことだ。
時価総額では、年内最大規模となると見込まれる。

LINE pay

金融以外の業態が金融サービスへ参入する事例は
これまでも楽天などで見られてきたが、
LINEは使用頻度の高いSNSということもあり関心の高い事例だ。

LINE payは、3月24日からのサービス開始3日間で
約10万件の申し込みがあったとのこと。

LINEの進めるFintech施策についてまとめた。

LINEのポイント制度

2016年4月25日に、「LINEフリーコイン」は「LINEポイント」に生まれ変わっている。

変更は下記のとおりだ。

「LINE フリーコイン」とは?
LINE公式アカウントを友だち追加したり、動画をみたりすると、LINEのスタンプや着せかえの購入に利用できるLINE内の仮想通貨「LINEコイン」がプレゼントされるサービスです。

一方で、「LINE ポイント」は使い道が拡大されている。

今までのLINEフリーコインと同様、引き続きスタンプや着せかえの購入に使えることはもちろん、電子マネーに変えたり、コンビニのスナック商品と交換したり、さらには現金にすることも可能になりました!

1コイン→2.4ポイントで換算、ポイントは1ポイント=1円として使える。

プリペイドカードのLINE Pay

LINE payとは、登録したクレジットカードまたはLINE pay カードへのチャージで
LINEの友達同士で簡単に送金、送金依頼、割り勘ができるサービス。

クレジットカードの対象は、VISA、Master、JCB、AMEX、Dinersカード。
クレジットカードの登録が不安であったり、
SNSのメイン利用者である学生などカードを持っていないユーザに向けては、
3種類の方法からチャージをしてプリペイドカードとしても利用できるようになっている。
JRのView Suicaなどのがイメージに近いだろうか。

銀行口座登録などがあれば、LINEアプリ上でチャージが完結できるのは
他のプリペイドカードに対して強みとなるだろう。

LINE1

チャージ方法は以下の4種。

(1)銀行口座の登録
LINEアプリ内から、支店名、口座番号、預金種目などを入力し、
該当銀行のオンラインバンキングページへログインすると登録完了。

現在は、みずほ、三井住友、三菱東京UFJ、りそなといったメガバンクに加え、
横浜銀行、伊予銀行、滋賀銀行など主要地銀もカバーしている。
今後はゆうちょ銀行やネットバンクとの提携があるかに注目だろう。

なお、使用金額が残高を上回った際のオートチャージ機能も。

(2)コンビニでのチャージ
ローソンのLoppiなどのコンビニ端末を用いるチャージ方法。

ローソン:Loppi
ミニストップ:Loppi
ファミリーマート:Famiポート
サークルKサンクス:Kステーション
セイコーマート:クラブステーション

(3)Pre-easy(ペイジー)
提携する金融機関のATMやオンラインバンキングで支払いができるPay-easy
チャージの選択方法の一つとして用意されている。

(4)チャージ専用口座
今年の4月より開始した新サービス。
専用の口座宛に銀行から振り込みを行うことができる。
また、LINE payの出金機能を使えば現金化もできる。

付利はないが、預金機能を備え始めたということになる。
出入金のたびにポイントが貯まるキャンペーンも行われており、
低利の昨今においては、定期預金の金利ではなく、
決済ごとに付与されるポイントによって預入先を検討することも考えうる。

実際の買い物

当面は、LINE内での有料スタンプや課金ゲームへの決済に用いられることが太宗だろう。
一方で、その他のカードと同様に、実店舗での(LINEに関係のない)買い物にも利用が可能だ。

年会費、手数料は無料で、さらに、カードの利用100円ごとにLINEポイントが2ポイント貯まる。

(1)実店舗での買い物
以下のような、国内外のJCB加盟店約3,000万店舗(※)で利用が可能。
コンビニ、カラオケなど、若い層を中心に、高級な買い物ではなく
日常での使用を意識している模様。

LINE3

ただし、LINE pay カードにはまだIC機能がついていない。
最近のコンビニでは、JRのSuicaやセブンイレブンのnanacoなどで、
非接触型読み取り機器で、カードをかざすと「ピピッ」と決済が終わるものが増えている。
LINE pay カードはnanaco同様プリペイドだが、「ピピッ」が出来ない。

実際はJCBを利用したカードであるため、クレジットカードと同様に
少額の買い物はサインレス、高額の買い物はサインが必要となるようだ。
JCB加盟店であれば利用可能となる。

(2)ECサイト
オンラインショッピングでもLINE payが利用できる。
以下は一部例だ。
ファストファッションなどを揃えており、やはり若い世代を意識しているようだ。

LINE2

セキュリティへの対応

PCI DSSやISO/IEC 27001に準拠し、安全で信頼性の高いサービスを提供。
また、安全な送金のために、サービス利用にあたっては本人確認を求めている。
銀行口座の登録または、運転免許証など身分証の登録だ。

LINEは乗っ取りが横行した時期もあり、セキュリティに不安を覚えるユーザも少なくないだろう。
LINE payの特徴の一つとして、決済をおこなったら、通知がLINEで来ることだ。
携帯キャリアメールや、業務外でのフリーメールの使用がSNSに取って代わる昨今、
日常的に使用するアプリへ、決済通知がくることは非常に安心感が高い。

サイバー攻撃が激化する昨今、セキュリティの強さは
利便性と並んで、ツール選択の基準を大きく左右するだろう。

上場ともなると情報流出に対する感度がはね上がるため、
対策強化が必然的に求められていくだろう。

引き続き、今後の動向に注目していきたい。

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