
クラウド会計を展開するfreeeが、
中堅企業向け基幹システム市場へ本格参入する。
中堅クラスの企業では扱う情報量も多く、
情シス部門ではクラウドへの導入に二の足を踏むことも多いと思われるが、
同社の「クラウド会計freee」の新プランとして、
権限管理や管理会計の機能を強化した
「ビジネスプラン」を、2016年6月1日に正式リリースした。
財務会計、労務管理などの大型データ管理については
ERPなどのパッケージが用いられることが多いが、
コンサルティングファームやSI(システムインテグレーション)と
相談しながら開発を進めていく場合が多く、
コスト面から、中堅企業での導入が遅れがちだった。
すでに会計システムとして中小、個人事業への普及が進んでいる同社。
中堅規模へも進出し、スモールビジネスのバックエンドサポートを
ますます強めていく。