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3メガバンクのSNS施策を比較!⑵LINE編

第一弾はおかげさまで多くの方にご覧いただけた。
第二弾となる今回は、LINEでの対応についてまとめた。

LINEにおけるマーケティング施策

日本でLINEが普及し始めてから、多くの企業が顧客にリーチすべく
LINEの公式アカウントを開設するようになった。

最終的には、そこから各社の商品にたどり着いてもらうことが目的となる。
例えばファッション業界やインテリア業界などは
インスタグラムで新商品の写真を流すこともあるが、
金融の場合は基本的に無形商品のため、現物の写真がない。

そのため、「よくある質問」「残高照会などの対応をLINE上で」などを導線として、
そこに至るまでに無料スタンプを配布して、アカウントを友達登録してもらうなどしているようだ。

リーチ数の比較

FacebookいいねとLINE友達数を比較すると、以下のようになっており、
三井住友銀行が多いようである。
(数字は2016年6月12日に調査した時点のもの)

グラフ

では、まずその三井住友銀行から見てみたい。

1:三井住友銀行
ホーム画面とタイムライン。
こちらは基本的にはミドすけの日記風となっている。
Facebookと同じ構成のため、統一感がある。

smbc1

smbc2

スタンプ配信が比較的多いため、なんらかの施策があるかと思いきや、
どうやら通常時のbot対応はしていない様子。
その割に友達数が圧倒的に多いのはスタンプ取得のためだろうか。

みずほと三菱はトーク画面下部に商品の広告などが表示されるが、それもないようだ。

キャンペーンが行われていない期間は以下のような、銀行らしい対応になっている。
そのうちミドすけに統一されるだろうか。
smbc4

ミドすけは特にLINEスタンプでの露出の多さから知名度が高く、
可愛らしさもあり、人気が高いようだ。
「ミドすけ グッズ」などで検索するとぬいぐるみやシールが配布されることもあるようで、
PRの主軸として活躍している様子。

また、CMデビューも果たしているミドすけ。
かわいいアニメ声かと思いきや、意外としっかりとした男性ボイス。
声はシンガーソングライターの堂島孝平さんとのこと。

https://www.youtube.com/watch?v=J841YsloxcY&feature=youtu.be

2:みずほ銀行
ホーム画面。タイムラインは日記やおみくじなど小ネタ系となっている。
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特に銀行に関連のない投稿ながら、
かわいいね系のスタンプやコメントが一定数あることに驚き。
3メガバンクの中では、友達数および投稿数を鑑みても、反応の数がダントツ。
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施策として、とても際立っているのが、スタンプでの対応。
以下は所定の手続きを行うとダウンロードできるスタンプ。
mizuho2
chatbotは基本的に、特定の文字に対して特定の文字を返す仕様が多いが、
みずほ銀行では、同行制定のスタンプを送信すると、それに相応する対応が返ってくる。
日本企業のSNS対応としてはかなり進んでいる方だと思われる。

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一方、少なくとも通常時の状態では、テキストには未対応の様子。
進化していくとアプリログインが不要なシーンが増えるため、かなり便利かと思われる。
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3:三菱東京UFJ銀行
ホーム画面とタイムライン。
イラストレーターのカナヘイさんのデザインであることが明示されている。
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タイムラインは一応アカギさんが語り手とはなっているが、基本的には商品紹介。
コメントも受け付けていないようだ。
btmu2

三菱の特徴は、よくある質問に対するbotを設定していること。
「預金」などの単語を打つと、関連する問い合わせ(おそらく上位)3件のリンクが送られてくる。
リンク先はHP上のよくある質問ページになっている。
Fintech mediaのbotの金融用語辞書などと同じような仕組みだと思われる。

botにはその性質から回答速度が求められるが、回答は非常に早い(基本的にほぼ即時)。
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btmu4

スタンプを送ると以下のような反応。
絵文字のみを送ると、絵文字の内容とは相応しない内容で、問い合わせが返ってくるため、
絵文字は何かしらのテキストとして認識しているのかもしれない。
btmu6

三者三様、まだまだ始まったばかり

いかがだっただろうか。
新たに知ったサービスがあれば、ぜひ活用いただけたらと思う。

Fintechサービスは、SNSのますますの普及を受けて、
Facebookpay、Applepayなどの使用が進んで行くように見る人も少なくない。
どのように自行のサービスを使っていってもらうかは各行課題にされているかと思われる。

オンラインバンキングは整備が進んでおり、専用アプリでも残高照会が可能だが、
専用アプリの存在が知られていない場合でも、
スタンプ配布などでSNSでの対応があると知ってもらうきっかけになりそうだ。

変容していく顧客にどう応えていくのだろうか。
今後も動きがあればお伝えしていきたいと思う。

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